校長のあいさつ

私たちの「学校」というところ

Where We call School

行かなければならない学校ではなく、行きたい学校であること。これが、ぎふ中央高等学院の想いであり実践です。日本中いたるところで、学校に行きたくない子がいます。また、一方で行きたくても行けない子もいます。通信制高校、サポート校ではWeb配信などで登校せずに、スマホひとつで高卒資格取得OKというところもあります。ぎふ中央高等学院の掲げるわたしたちの「学校」というところは、ちょっと違います。私は学校の力を信じています。生徒には行きたい学校が必要であると同時に、登校できない生徒のための工夫と創造力を働かせる大人が必要です。学校は学ぶ楽しさを知り、次のステージに向かう自分を見つけるところです。この学校の在り方はデジタルではなく、少し手間のかかるアナログなんでしょうが、行きたい学校であることを大切にするために、この Where We call school わたしたちの「学校」というところが、どうあれば良いのかを繰り返し問いかけ、子どものみならず、この学校に関わる全ての人たちと一緒に考えて行きます。

世界のトップブランドであるCHANELの創業者であるココ・シャネルは、『私には学歴がない。それでも道端に咲く花の名を知ると、世界の謎がまたひとつ消える』と言いました。これが学びの価値です。求めるところは、学びの姿勢、どこの学校の出身であるかという学校歴ではなく、自分のペースで良いから何を学んだのかという学習歴です。次のステージ、その後の人生を歩む力となります。それが、わたしたちの「学校」というところです。

ぎふ中央高等学院 校長

       今井 稔